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車検

車検をするってどんなイメージでしょうか?

お金がかかる。それはひとまず置いといて。
 
自分のクルマをリフトで持ち上げて、タイヤを外して、ブレーキとかバラバラにして、エンジンやコンピューターチェックをして、そんなイメージを多くの人は持っているのではないでしょうか。
しかし、この場面は車検の一部でしかありません。
 
実際には、自賠責保険の継続、重量税の納付、車両の法定点検(先ほどのイメージの部分です)、車両の検査、保安基準適合証の発行、大きく言ってこれらの仕事をまとめて「車検」と言っています。

法定点検ってなんでしょうか?

法定点検は車を所有する人に義務付けた点検のことです。
 
ただし罰則はありません。フロントガラスの隅に丸いステッカーが貼ってあります。
 
自家用車の場合12ヶ月点検(26項目)と24ヶ月点検(56項目)があります。
 
車載の点検整備記録簿に点検内容、結果を記録しておくと、車の過去がわかり中古車での査定が上がったりします。さらに、年間どれくらい走行するかが分かれば、タイヤを新しくするのはこの時期だな。とか、バッテリーを交換するのはこの時期だな。とか予算や計画が立てやすくなります。
 
整備工場を持たない、ガソリンスタンドなどは、この法定点検が出来ませんので、車検代が安くなります。また、車検後に法定点検を追加で行うお店もあります。(この場合は料金が発生します。外注工場に出すと言うのが一般的です)

認証工場ってなに?

最初の場面で、ブレーキをバラバラに、、、とありましたが、このバラバラにすると言うのが、分解整備と言われ整備工場(認証工場)じゃなきゃできないと言われる所です。ですからガソリンスタンドのPITでは、ブレーキの分解整備はやりません。エンジンの交換も出来ません。
 
ただし、ブレーキオイルは交換できますし、エンジンオイルの交換も出来ます。これは分解では無いとされています。マルネンのガソリンスタンドでの得意技でもあります。
 
法定点検をする上で必要な資格が「認証工場」でもあります。
 
例えば、ブレーキの効きが悪い時。仮に原因がオイル漏れだとしましょう。この時は、タイヤを外して、ブレーキを目視。または、ボンネットを開けてブレーキオイルのタンク周辺を目視でオイル漏れを発見します。そうしたら、漏れている部品の交換で修理完了。でも高いんですよ。そこで、点検の意味が出てきます。
 
オイルは、漏れる前に、滲むのです。滲みを発見すれば、その部分の部品を交換するだけ、部品代はぐっと安くて済みます。そのために分解して点検しているんです。分解整備ができる認証工場だから安心して、安く整備ができるのです。

指定工場と認証工場の違い

自動車の「分解整備(エンジン、ミッション、足回り、ハンドル関係、ブレーキ装置、などなど、取り外して行う整備の事です。)」が出来るのが、「認証工場」。地方運輸局長の認証を受けているのです。
作業場、作業機械、整備士の3つが揃って認められたと工場が写真の看板を掲げています。
この資格を持った工場では、エンジンの分解とか、ブレーキの分解をして、整備していくわけです。
 
これだけの設備だと、検査は工場のある地方の運輸支局に行き検査を受けて車検が合格という流れなのですが、「認証工場」に検査ラインを立て、自動車検査員の資格を持った整備士、ミスや不正のできないような管理組織を有することで、地方運輸局長が「指定工場」として認め、自店工場で検査をすることが許されます。

指定工場では、整備の後に排気ガスや、ブレーキ、ライトを照らす位置、前輪の横滑り量、警笛音量など数字化して、合格不合格を決めています。もちろん、車高、車幅、などの外観、シートベルトなどの装備類の状態なども検査します。
整理すると、
認証工場、指定工場は、分解整備が出来る。さらに指定工場は検査も出来る。ということになります。
 
お客様の目から見ても、認証工場は安心。指定工場は安心プラス早く仕上げてくれるイメージでいいと思います。

マルネンのガソリンスタンドでの車検

マルネンの「車検エキスパート」は指定工場(認証工場)を中心に近隣のガソリンスタンドでも見積りが可能です。
 
いつもご利用いただいているガソリンスタンドにお車を預けていただければ、指定工場に運び車検を合格させて、ガソリンスタンドに届けます。お客様はガソリンスタンドに車を取りに来て、その場で清算ができる仕組みです。
 
もちろん、指定工場に直接入庫も可能。指定工場ならLINEPayで決済する事もできます。

車検で用意するもの(見積もり時にも必要です)

・自動車検査証(車検証)
・自動車損害賠償責任保険(自賠責)
 この2つは車に入っています。
・納税証明書(継続検査用)
・認印

車種ごとの有効期限

初回
2回目以降
3ナンバー
5ナンバー
7ナンバー
3年
2年
4ナンバー
2年
2年
車検満了日の30日前から検査(車検)を受けることが出来ます。

マルネン車検エキスパートの特長、セールスポイント

  1. マルネン5つの指定工場で 年間平均車検台数 7850台
  2. 料金明確立会い見積もり
  3. クレジットカード決済はもちろん、指定工場ではLINEPay、WeChat Pay,AlipayなどのQR決済も対応しています。(ただし整備代のみ。法定費用は現金に限ります。)
  4. 代車無料で貸し出し。
  5. 車検基本料金早期予約割引、ガソリン軽油割引、ポイント還元など特典はいっぱいです。各店舗、工場のページでご確認ください。

車検が切れていたら

車検の切れた車で、行動を走る事は法律上やってはいけません。
気づいた時点で、駐車場に止めてください。
 
さて、ここからですよね。車を移動させるのに、レッカー車を使うか、仮ナンバーを使うかですが、仮ナンバーを借りるには、自賠責保険証が必要です。
 
車検が切れている場合、自賠責保険も切れている事が多くあります。
なので、保険に入ることからです。その後役所に仮ナンバーを借り、工場まで移動。今度は、車検の受付が必要です。重量税、印紙代、そして点検整備代、検査代がかかります。
もちろんお見積りを出しますので、納得して頂き、作業の予定を立てます。

これで、ひと安心です。完成をお待ちください。これが一般的な流れです。
ちなみに、車検が切れた車で行動を走ると、違反点数6点 30日間の免許停止
「6ヶ月以下の懲役または30万円以下の罰金」と言う罰が待っています。
自賠責保険も切れているとさらに、点数6点 合計12点 免許停止も合計90日になってしまいます。罰則も一年以下の懲役、50万円以下の罰金になります。車を保有する人の責任です。

ぜひ早期割引を利用してください。

早めに予約をすれば、電話やメールで連絡をしますので、忘れる事はありません。また、次回の車検の連絡も継続します。車検切れ対策にもなります。

自賠責保険ってなに?

全ての車の所有者に加入が義務付けられている損害保険のことです。
補償されるのは人間のみで、車や、ガードレールなどは補償外です。
運転者、運行共有者(主に車の名義人)も対象外です。
任意保険に入っていても、自賠責保険が優先されます。
例えば死亡事故で1億円の支払いの場合、自賠責3000万円任意保険7000万円となり、自賠責が切れていると3000万円は自己負担になります。

自賠責保険の補償範囲

対人
対物
傷害120万円
(治療費/休業補償/慰謝料)
あらゆるものに対して補償ゼロ
死亡時3,000万円
(逸失利益/治療費/慰謝料/葬儀費用)
後遺障害時4,000万円
(逸失利益/治療費)

重量税ってなに?

昔は道路の改修とかに使われていました。しかし、平成21年からその地方の一般財源として使われています。エコカー割引とか、13年、18年経過で高くなるとか、車によって価格が違います。
インターネットで調べる方法もあります。
印紙はこの納税書類に貼り付け、納付します。
当社では、見積り時に正確な重量税を確認させて頂きますので、安心です。

保安基準適合標章とは

指定工場で車検を受けると、「保安基準適合標章」をフロントガラスのルームミラー付近に貼られて帰ってきます。法定点検ステッカーは新しいものに張り替えられています。自賠責保険証は新しいものをお渡しします。
 
「保安基準適合書標章」は、車検証の代わりになるものですから、剥がさないでください。
「保安基準適合標章」の有効期限は検査日から15日です。
 
指定工場では検査合格の書類を運輸局に提出し、新しい車検証、車検ステッカーを発行してもらいます。
新しい車検証、車検ステッカーが届きましたら「保安基準適合標章」と取り替えますので、ご来店頂くようにしています。
また、ガソリンスタンドにて納車させて頂いた場合、車検証、車検ステッカーもガソリンスタンドに届けてありますので、ガソリンスタンドにお立ち寄りください。
書類の郵送などについては各店舗にお問い合わせください。

無料見積りとは

車検証、自賠責保険証、納税証明書(継続検査用)をご用意してください。点検記録簿があるとより細かなお見積りが出せます。
マルネンの指定工場、またはガソリンスタンドにて約30分から60分の時間でお見積りをします。

お見積りの流れ

  1. 見積り予約を最寄りの工場、ガソリンスタンドにしてください。予約方法は、各店舗ページの予約方法をお使いください。
  2. 書類の確認(保険の有効期限、車検証記載項目の確認、納税など)
  3. お客様のご要望確認(お客様の感じている、お車の状態を教えていただきます。)
  4. お車の確認準備
  5. お客様と立会い点検(正常箇所、不具合箇所)
  6. 点検結果から見積書作成
  7. 見積書ご説明、ご不明点の説明
  8. 車検実施日の予約(他社での見積りをご希望の方は後日予約)

※代車の予定、工場の整備台数の予定がありますので、ご希望の日がありましたらお早めにお願いします。
ここまでを丁寧に「無料」でやっちゃいます。
予約見積りのメリットとして1台1台正確に見積りが出せます。予約日時が決まると、その時間はリフトと見積り専任スタッフを空けておきますので、お車の確認に漏れがなくなります。より正確なプランをご提案できます。
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